なぜ、耕さない畑からビールをつくるのか。
その理由をgreenzが取材してくれました。
2006年創刊のWEBマガジン「greenz.jp」は、
社会課題を自分ごととして捉え、
持続可能な未来へのヒントを発信するメディアです。
人や地域の挑戦を丁寧にすくい上げ、
次のアクションへとつなげていく。
今回の取材を通して、
これまでの歩みをあらためて見つめ直し、
これからどこへ向かうのか、輪郭が少しはっきりしました。
土を変えると、味が変わる。
ビールづくりは、醸造から始まるものだと思われがちです。
けれど、私たちはその前、もっと手前から関わっています。
大麦を育てる土。
その土を、耕さずに保つこと。
耕さないことで、土の中の微生物や構造が壊されず、
水や空気の流れが保たれる。
その積み重ねが、作物の力になり、
やがて味として現れてくる。
つまり、ビールの個性は、
醸造の技術だけではなく、
畑のあり方そのものに宿ると考えています。
北海道・浦幌町での取り組みも、
この考えの延長にあります。
地域の風土の中で大麦を育て、
自分たちで麦芽にし、
ビールとして仕上げる。
畑からグラスまでをつなぐことで、
その土地の背景ごと、一杯に込めていく。
それは、効率の良い方法ではありません。
むしろ、手間も時間もかかるやり方です。
それでも続けているのは、
この方法でしか出せない味があると感じているからです。
そしてもう一つ。
農業や地域のあり方そのものに、
少しでも違う選択肢を示したいという思いがあります。
今回のgreenzの記事では、
こうした背景や考え方を、丁寧に掘り下げていただきました。
自分たちでは当たり前になっていたことも、
言葉にしてもらうことで、
あらためて意味を持ち始める。
とてもありがたい機会でした。
もしよければ、ぜひ記事を読んでみてください。
これからも、
土からはじまるビールづくりを、続けていきます。

