なぜRIKKAは「不耕起有機栽培」でビールをつくるのか | RIKKA

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なぜRIKKAは「不耕起有機栽培」でビールをつくるのか

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不耕起栽培とは何か

不耕起栽培とは、その名の通り「畑を耕さない」農法です。
一般的な農業では、播種前に土壌を耕し、作物を育てやすい状態をつくります。一方で不耕起栽培は、土壌を極力動かさず、微生物、土壌動物や植物残渣がつくる土壌構造を維持しながら作物を育てます。

RIKKAがこの農法を選んだ理由は、環境問題を解決するためでした。しかし、8年間続けてきたことで、「ビールの味は、原料が育った土から始まる」
そう考えられるようになってきました。

なぜビール原料に不耕起なのか

ビールの主原料である大麦は、ワインでいうブドウほど“畑の違い”が語られてきませんでした。
しかし実際には、大麦もまた土壌環境の影響を大きく受けます。

不耕起栽培では、

  • 土壌中の微生物相が安定する
  • 水分保持力が高まり、急激なストレスが減る
  • 根が自然に深く伸びる

といった変化が起こります。
これらはすべて、原料の「角が取れた、穏やかな個性」につながります。

RIKKAが目指すのは、派手で主張の強い原料ではなく、
醸造で引き出す余白を持った大麦です。

有機栽培との組み合わせ

不耕起だけでなく、RIKKAでは農薬・化学肥料を使わない有機栽培を行っています。
これは理想論ではなく、必然でした。

化学肥料で一気に成長させた作物は、確かに数値は揃います。
しかしその分、味や香りは単調になりがちです。

有機栽培の大麦は、

  • 成長がゆっくり
  • 年ごとの個性がはっきり出る
  • 醸造時に扱いづらい

正直に言えば、効率は悪い。
それでもRIKKAは、この原料でビールをつくる道を選びました。

味と農業はどうつながるのか

不耕起有機栽培で育った大麦は、
ビールにしたとき「主張しすぎない旨み」として現れます。

軽やかで、食事を邪魔しない。
何杯でも飲めるが、薄いわけではない。

RIKKAのビールが「優しい」と言われる理由は、
レシピ以前に、畑の段階でほぼ決まっているのです。

RIKKAがこの方法を選んだ理由

不耕起有機栽培は、決して簡単な道ではありません。
収量は安定せず、天候の影響も大きい。

それでもRIKKAがこの方法を続けるのは、
「このやり方でなければ出ない味がある」と確信しているからです。

ビールづくりは、醸造所の中だけで完結しません。
RIKKAのビールは、畑から始まっています。


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